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ブギウギ朝ドラロケ地学校どこ?銭湯や神社の撮影場所も紹介!

ブギウギ朝ドラロケ地学校どこ?エンタメ

NHKの朝ドラである『ブギウギ』は、戦後の人気歌手だった笠置シヅ子さんの生涯がモデルとなっています。

笠置シヅ子さんは香川県生まれの大阪育ちで、それから東京へ行って歌手として活躍しました。

そのため、ロケ地となった撮影場所も、関西から東京まで多岐にわたっています。

SNSではブギウギの撮影の目撃情報が多く上がっており、いくつかのロケ地が判明していますね。

視聴者の間でも、劇中に登場した学校や銭湯、神社などが、どこで撮影されたものなのかを知りたいという声が多いようです。

「主人公が受験した音楽学校のロケ地ってどこ?」「主人公の生家の銭湯が素敵」「神社の雰囲気がいいなぁ」など、ネットでは撮影された所についての感想が多く上がっていました。

そこで今回は、朝ドラ・ブギウギで使われたロケ地を一覧で紹介します。

 

朝ドラ・ブギウギのロケ地である学校はどこ?

ブギウギの第4話で、主人公の花田鈴子は「花咲音楽学校」を受験することになります。

モデルの笠置シヅ子さんは宝塚音楽学校を受験していることから、劇中では宝塚をモデルとした花咲音楽学校を受験することになっていますね。

母親と一緒に受験会場に行った彼女は、大きな真っ白な校舎を目にします。

広大な敷地の中に登場する真っ白な校舎は、伝統と格式を感じさせてくれ宝塚をモデルとした学校としてはピッタリでしょう。

この花咲音楽学校のロケ地となったのは、滋賀県の「豊郷小学校旧校舎群」です。

現在は使われていない校舎ですが、歴史的価値が高いために有形文化財に登録されています。

1937年に総合商社・丸紅の専務であった古川鉄治郎氏が、資金を出して建設された建物で、当時としては珍しい鉄筋コンクリート造りで暖房設備などの最新技術が投入されました。

その豪華さから「東洋一の小学校」と呼ばれていたそうで、総工費は現在の貨幣価値だと10億円以上とも言われています。

現代にはないレトロな雰囲気を残す校舎のため原作のモデルとして使いやすく、これまでに何度もドラマや映画撮影のロケ地として登場しました。

たとえば、以下のような映画撮影で登場しています。

  • 2012年公開の成宮寛貴さん主演『逆転裁判』
  • 2014年公開の瀬戸康史さん主演『僕は友達が少ない』
  • 2017年公開の浜辺美波さんと北村匠海さんのW主演『君の膵臓が食べたい』

また、アニメ『けいおん』の校舎のモデルになったとも言われており、ファンの間では聖地巡礼のメッカとなっていますね。

朝ドラの撮影ロケ地として登場するのは3回目だそうで、2016年の 『べっぴんさん』ではヒロインのすみれが通っている学校、2021年の『カムカムエブリバディ』では岡山駅の駅舎のモデルとしても使用されましたね。

一般公開もされているので、気になる人は行ってみてください!

 

朝ドラ・ブギウギのロケ地:銭湯や神社などの撮影場所の一覧

ブギウギの撮影ロケ地は、主人公が生まれた香川県、幼少期に育った大阪府、歌手として活動した東京都など全国に渡っています。

SNSなどで撮影ロケ地の目撃情報なども出てきているので、わかっている範囲で撮影地を紹介していきますね!

 

日帝劇場の外観は和歌山のポルトヨーロッパ

ブギウギ第1回の冒頭のシーンで登場した日帝劇場は、東京の有楽町に実在した日本劇場(日劇)をモデルとしたものですね。

日劇は収納人数4000人を誇る規模で、日本初の高級映画空間として作られました。

なので、特徴的な外観や内装をしており、とても高級感がありますね。

日帝劇場の外観の撮影ロケ地は、和歌山県にあるポルトヨーロッパです。

和歌山市にある人工島「和歌山マリーナシティ」の中に作られたテーマパークで、地中海や中性ヨーロッパをモデルとした洋風の建物が立ち並んでいます。

遊園地なども併設されており、ジェットコースターなどの乗り物があって家族連れの観光スポットとして親しまれていますね。

その中の建物の一つが日帝として使われており、一部をCGなどで加工して登場しました。

ブギウギ劇中の日帝劇場には、円筒形の建造物がありましたが、こちらは日劇の外観をCGで再現して撮影したものですね。

西洋風の建物の外観ですから、当時の日帝を再現するのにぴったりのロケ地となっています。

鈴子が入ることになる梅丸楽劇団はこちらの日帝劇場をホームとして活動しますが、梅丸楽劇団のモデルとなった松竹楽劇団は日劇ではなく帝国劇場をホームとしていました。

そのため、日帝劇場は日劇と帝国劇場の両方をモデルにしていると思われます。

この日帝劇場のステージで主人公が「東京ブギウギ」を披露しますし、劇中ではかなり重要となるポイントでしょう。

こちらも撮影ロケ地としては定番のスポットで、NHK朝ドラの『カムカムエブリバディ』『あさが来た』、映画の『コンフィデンスマンJP』『ルパンの娘』などのモデルとして登場しているようです。

 

昭和初期の大阪の町並みは京都の松竹撮影所

ブギウギでなだぎ武さん演じる易者がいるお堀沿いなどの昭和感のある古い町並みは、京都市右京区にある松竹撮影所で撮影されました。

東映太秦映画村の近くにある松竹撮影所は、時代劇撮影では定番ですね。

昔の古い町並みが再現されており、色々な作品のモデルで登場しています。

『必殺仕事人シリーズ』や『鬼平犯科帳シリーズ』など、歴史ある時代劇のほとんどはここで撮影されました。

 

神社「天神さん」は滋賀県の大城神社

ブギウギ第2〜3回に登場した鈴子がタイ子や六郎たちと出掛けた近所の「天神さん」は、滋賀県にある大城神社です。

西側の参道で撮影が行われたようで、お祭りや初詣の撮影をしていました。

大城神社は菅原道真を祀っており、621年に建立されたそうです。

朝ドラ「カムカムエブリバディ」でも、主人公の安子と恋人の稔がデートした場所として撮影が行われました。

色々なドラマでモデルとして登場することから観光客が多く訪れ、マイクロバスなどで団体客が来ることも少なくありません。

 

道頓堀の梅丸劇場は京都の松竹撮影所

ブギウギの第5回で、主人公が訪れた道頓堀の梅丸劇場は、大阪松竹座がモデルとなっているようです。

大阪松竹座は1923年に建てられた日本初の鉄筋コンクリートの映画館で、大阪で初めての洋式シアターとなっていました。

ここで彼女はステージに登場した梅丸少女歌劇団(USK)のショーを見て、自分も入団したいと決意します。

この劇場の外観と道頓堀の町並みは、松竹撮影所で撮影されました。

 

梅丸少女歌劇団(USK)の養成所は大阪の久金属工業

ブギウギ第5回で鈴子が梅丸少女歌劇団に入団するために訪れた事務所は、大阪市にある久金属工業の社屋です。

1915年に「久製作所」として創業し、金属容器やガラス瓶のキャップなどを製造していました。

事務所などの建物が、有形文化財として登録されています。

会社の建物が文化財となっているのは、すごく珍しいですよね。

100年以上の歴史がある建物ですが、今となっては大変に貴重なものです。

 

鈴子の生まれ故郷は香川県の丸亀市

ブギウギで鈴子が弟の六郎と一緒に散歩していた路地は、香川県丸亀市にあるマッチョ通りと呼ばれる道です。

笠島地区にある路地で、「町通り」から「マッチョ通り」と呼ばれるようになりました。

昭和時代の面影が残っている地区で、現在でも懐かしい気持ちになります。

また、ブギウギの公式X(旧Twitter)でポストされた記念写真は、東かがわ市にある猪熊邸で撮影されました。

江戸時代最初の神宮住居で、白鳥神社の初代宮司である猪熊兼古の住居です。

現在では香川県の有形文化財に指定されていますね。

 

鈴子の生家の銭湯は大阪の寿温泉

ブギウギでの主人公の実家は「はな湯」を経営していますが、そちらの撮影は大阪市弁天町の寿温泉で行われました。

昭和の名残が残る懐かしい大浴場で、脱衣場や番台はセットとして建てられました。

映画『ミナミの帝王』の撮影でも、モデルとして登場したことがあるそうですよ。

 

梅丸少女歌劇団の練習場は滋賀県の百済寺

ブギウギ劇中の梅丸少女歌劇団のメンバーの稽古で登場したシーンは、滋賀県東近江市の百済寺が撮影で使用されました。

推古14年に聖徳太子によって創建されたとされ、1400年以上もある歴史的な寺院です。

81ヘクタールという広大な敷地があるため、多くの映画やドラマなどの撮影のモデルに使用されてきました。

国の重要文化財として指定されており、大変貴重な建物となっています。

しかし、ブギウギのリハーサル中に本堂の床が陥没する事故があり、ニュースでも大きく報道されました。

そのため、せっかく撮影しましたが、こちらのシーンはカットされる可能性が高いですね。

 

まとめ

以上、「ブギウギ朝ドラロケ地学校どこ?銭湯や神社の撮影場所も紹介!」でした。

朝ドラのブギウギで登場したロケ地は、関西や東京、四国など全国に及びます。

役者さんや撮影スタッフたちが移動するだけでも、かなり大変なことが予想されますね。

学校や銭湯、神社など一般人でも行くことが出来るので、ドラマのファンの人は聖地巡礼をしてみても良いかもしれません。

まだまだストーリーは続きますし、今後もロケで登場する場所がどこか判明次第、詳細を追加していこうと思います。

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