エバラ食品工業株式会社の特徴について

エバラ食品工業株式会社の特徴について

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調味料の大手メーカーであるエバラ食品工業は、とりわけ焼肉関連調味料と鍋物調味料の分野で圧倒的な強みを持っています。また、広告代理店を傘下に持ち、広告のうまさにも定評があります。

 

エバラ食品工業株式会社の特徴について

 

焼肉のたれで急成長

 

同社は、ソース・ケチャップの製造・販売を目的に「荏原食品株式会社」として、1958年に横浜市内に設立されました。社名の由来は、創業者の森村國夫氏が以前に別の事業を東京都品川区の荏原町で行っていたことにあります。

 

その後、同社はソース・ケチャップ以外にも事業領域を拡大しましたが、大手調味料メーカーへと発展したきっかけは、1968年3月に発売した「焼肉のたれ」のヒットにあります。これにより売り上げを伸ばした同社は、調味料メーカーとしての事業基盤を確立したのです。

 

 

そして同年7月、同社は社名を現在のエバラ食品工業株式会社へと変更し、それまでの「調味料メーカー」から「たれ系調味料メーカー」へと事業方針を本格的に変更したのです。1972年には神奈川県伊勢原市に伊勢原工場を建設すると共に名古屋、仙台、広島、福岡に営業拠点を置くなど業容拡大を図りました。

 

さらに1980年には群馬県伊勢崎町に群馬工場を、1984年には栃木県塩谷郡に栃木工場を、1994年には岡山県津山市に岡山工場を建設するなど、着実に生産能力を拡大していきました。

 

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また、1981年に発売した「すき焼きのたれ」も大ヒットとなり、以降「ステーキソース」「しゃぶしゃぶ」などと商品のバリエーションを増やしてきました。結果、同社は焼肉関連調味料と鍋物調味料事業で圧倒的な強みを持っているのが特徴です。

 

現在同社は、売上の90%を占める「食品事業」と「その他事業」で構成されています。食品事業は、同社売上の84%を占める「たれ及びたれ関連」部門と、売上の6%を占めるその他の「食品」部門に分類されます。

 

 

まず前者は、「焼肉のたれ」や「黄金の味」などの人気商品を筆頭に10種類以上の焼肉関連調味料と、「すき焼きのたれ」や「しゃぶしゃぶのごまだれ」などの人気商品を筆頭に10種類近くの鍋物調味料、1991年から発売している「浅漬けの素」を始めとする5種類の漬物関連調味料が主要商品です。

 

そして後者は、同じくこちらも人気商品の「おいしいキムチ」を始めカレールウ、サラダ類などの食品が主要商品となっています。その他の事業では物流や広告代理店、人材派遣などの事業をおこなっています。



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