キューピー株式会社の特徴について

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キューピー株式会社は、日本で初めて国産のマヨネーズの製造に成功したメーカーです。現在では大手総合食品メーカーとなり、マヨネーズ事業を中心に様々な加工食品を展開しています。

 

キューピー株式会社の特徴について

 

事業の核は卵

 

同社の母体は、食品卸を営んでいた中島菫商店です。創業者の中島菫一郎氏がアメリカ留学時代にマヨネーズと出会ったことがきっかけで、その後マヨネーズの国産化を目指し1919年に「食品工業」を設立したのが同社の始まりです。2015年3月に、日本で初めてマヨネーズを発売しましたが、この年の出荷量はわずか600Kgに留まりました。

 

しかし、翌年にはこれが一気に7tに跳ね上がり、マヨネーズ事業は成功の道を進み始めました。ところがそれも長くは続かず1942年、太平洋戦争下の物資統制により卵、食用油などの原料の調達が困難になると、マヨネーズは製造中止に追い込まれてしまいました。

 

 

そして、1948年3月にようやくマヨネーズの製造は再開され、以降はマヨネーズを中核事業に現在の大手食品メーカーへと成長してきました。現在、同社は「調味料・加工食品」「卵」「サラダ・惣菜」「健康機能」「流通システム」の5つの事業によって構成されています。

 

一見すると、これらの事業に統一感はありませんが、すべて卵で繋がっているのです。つまり、卵を卵黄、卵白、卵殻、卵殻膜に分離し、卵黄をマヨネーズの主原料に、卵白を調味料以外の加工食品に、卵殻と卵殻膜を調味料や健康食品の原料にすることで、卵を無駄なく利用しているのです。

 

 

また、マヨネーズはサラダ・惣菜事業の調味料としても利用されています。主力となる調味料・加工食品事業は、マヨネーズやドレッシング類、パスタソース類、スープ類、ジャム類、缶詰類などが中心で、小売用だけでなく業務用や昼食用にも展開しています。

 

このうち、マヨネーズを含むドレッシング類では、同社が国内出荷量の約半分を占めており、この分野におけるトップメーカーといえるでしょう。



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