森永製菓株式会社の特徴について

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「エンゼルマーク」で有名な菓子メーカー森永製菓は、ミルクキャラメルや森永ビスケット、森永チョコレートなどのロングセラー商品を次々と世に送り出してきました。

 

森永製菓株式会社の特徴について

 

洋菓子を庶民に普及させるために

 

創業者である森永太一郎氏が、アメリカで11年に及ぶ菓子職人修行を終えて帰国後、日本においても栄養価の高い洋菓子を普及させたいと、1899年に開業した「森永西洋菓子製造所」が同社の始まりです。

 

しかし当時、日本において洋菓子というのは高級品でかつ珍しく、庶民にはなかなか普及しませんでした。そんな中同社が試行錯誤を重ね、溶けやすいのが難点だったキャラメルを携帯に便利な箱入りにして発売したところ、これが庶民の間で大ヒットしたのです。創業から15年目の1914年のことでした。

 

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それから4年後、同社は日本で初めて原料のカカオ豆からチョコレートを製造できる装置を導入し、初の国産ミルクチョコレートを発売、チョコレートも日本に普及させました。また、1919年には国産初の飲用ココアを発売し、1921年には国産初の粉乳を発売、そして1930年には乳児向けの離乳ビスケットを発売するなど、常に業界の先駆者として新たな挑戦をし続けることで、太一郎氏の事業理念を着実に具現化していったのです。

 

その姿勢は戦後も続き、1960年には国産初のインスタントコーヒーを発売し、一般家庭にコーヒーを普及させる糸口を作るなど、創業者の理念を継承した事業展開を行ってきました。現在、同社は「菓子」「食品」「冷菓」「健康」の4事業で構成されています。

 

 

このうち、日本に洋菓子文化を普及させるきっかけとなったキャラメル、チョコレート、ビスケットなどの菓子事業は売上全体の半分以上を占め、現在も同社の主力事業となっています。食品事業では、ココア、甘酒、ホットケーキ、スポンジケーキなどが主力の商品です。

 

同社は、湯や牛乳を注ぐだけで簡単に作れるココアの要領で、手軽にホットケーキが作れるホットケーキミックスを日本で初めて商品化しました。このように、食品事業においても同社はいくつものヒット商品を生み出しているのです。

 

 

また、アイスクリームやアイスキャンデーが主力の冷菓事業でも「チョコモナカジャンボ」を始め、数多くの人気商品を有しています。健康事業は同社の最も新しい事業で、アメリカのウイダー社と事業提携し1983年に進出しました。



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