日清製粉グループ本社の特徴について

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日本で初めて小麦粉の機会製粉に成功した日清製粉は、現在では国内で消費される小麦粉の40%近くを生産する大手製粉メーカーとなっています。

 

日清製粉グループ本社の特徴について

 

製粉を中心としている総合食品メーカー

 

同社は1900年、国産小麦粉の品質向上を目的に、創業者の正田貞一郎氏が群馬県館林町(現館林市)に設立した「館林製粉株式会社」が始まりです。当時、国産小麦粉は水車により製粉されていたため、機会製粉による輸入小麦粉に比べ品質が劣っていました。

 

そこで、正田貞一郎氏は、輸入小麦粉に負けない国産小麦粉を造ろうと、近代的な機会製粉事業に乗り出したのです。見事事業に成功した館林製粉は設立からわずか7年で、経営不振に陥っていた横浜の日清製粉を吸収合併しました。

 

 

そしてそれを機に、社名を知名度の高い「日清製粉」に変更し、機会製粉事業の全国展開を目指しました。1910年には、大日本製粉を吸収合併したことで国内第2位の製粉会社に拡大し、その後も全国各地の製粉会社の吸収合併を続け、1913年にはついに国内トップの製粉会社となったのです。

 

高度経済成長の時代が来ると、同社は時代に対応し事業を他分野に展開していきました。1960年には配合飼料事業に進出し、1962年には加工食品事業に進出しました。そして、1967年には「マ・マーマカロニ株式会社」の販売部門を買収し、パスタ分野にも進出したのです。

 

 

同社のこの多事業化は、本業の製粉において圧倒的な強みと独自技術を持った上での事業領域の拡大だったといえるでしょう。現在、同社は「製粉」「食品」「その他」の3事業で構成されています。基幹事業である製粉事業では、小麦粉を始めとする業務用小麦粉関連製品を、小麦粉加工食品メーカーに供給しています。

 

同じく基幹事業である食品事業では、家庭用の小麦粉やパスタなどの小麦粉関連加工食品および冷凍食品を販売しています。その他事業では、ペットフードや食品・医薬品・化成品メーカー向けのエンジニアリング事業などを行っています。



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