理研ビタミン株式会社の特徴について

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理研ビタミン株式会社は、「ノンオイルスーパードレッシング」などを製造している大手調味料メーカーであり、自然・健康志向対応食品にも強いメーカーです。

 

理研ビタミン株式会社の特徴について

 

著名研究所が発祥の食品メーカー

 

もともと理化学研究所の研究成果を事業化するために、1938年に設立された「理研栄養薬品株式会社」が同社の始まりです。その後1949年に理研栄養薬品からビタミンA事業を独立させる目的で「理研ビタミン油株式会社」が設立され、これが1975年に社名変更し現在の同社となったのです。

 

こうした設立の経緯から、同社のあらゆる技術は理化学研究所が開発したビタミンAの工業的濃縮技術が基盤となっているのが特徴と言えるでしょう。同社は1953年から6年間で、肉エキス製造技術の開発や即席麺用スープの開発、粉末ビタミンAの開発などを行い、続く1960年から4年間で、わかめ事業への進出や食品用改良剤の発売、業務用食品事業への進出などにより企業基盤を固めました。

 

そして1965年から4年間で、わかめや和風調味料の発売、食品専門工場の建設などを行い、続く1970年代にはレトルト食品製造工場の建設や麻婆豆腐用調味料の発売、健康食品用マイクロカプセルの開発、業務用スープや加工油脂の発売などを行い、大手食品メーカーとしての事業基盤を確立したのです。

 

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現在、同社の事業は、「食品」「化成品」「ビタミン・その他」の3事業で構成されています。このうち、食品事業は「家庭用食品」「業務用食品」「加工食品用原料」「食品用改良剤」の4部門で構成されています。

 

まず家庭用食品部門は、自然・健康志向対応の商品を豊富に揃えているのが特徴です。「ふえるわかめちゃん」シリーズや和風調味料「素材力」シリーズ、油分をカットした低カロリーの「ノンオイルスーパードレッシング」シリーズなどが主力商品となっています。

 

 

次に、業務用食品部門では、「ふえるわかめ花ざいく」や和風調味料「黒潮だし」、レトルト食品「五目ごはん」などが主力商品で、工場や病院の集団給食向け、レストラン向けに販売しています。

 

そして、同社が日本初の肉エキス製造技術を開発し、これを基に魚介類エキスや畜産肉エキスを食品メーカー向けに販売しているのが加工食品用原料部門です。最後に食品用改良剤部門では、ビタミンEや天然色素などの食品用改良剤を食品メーカーに販売しています。



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