東洋水産株式会社の特徴について

東洋水産株式会社の特徴について

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東洋水産株式会社は、即席麺を主力事業にした総合食品メーカーです。国内市場では第2位ですが、うどん・そば類では日清食品を上回り、北米市場においては日清食品と並ぶ売り上げを誇っています。

 

東洋水産株式会社の特徴について

 

飛躍となったのは個性的な即席麺の開発

 

同社は1953年、東京の築地市場で冷凍マグロの輸出と国内水産物の卸売を目的に設立された「横須賀水産株式会社」が始まりとなっています。1956年6月に魚肉ハム・ソーセージ分野に進出し、その翌月、社名を現在の東洋水産株式会社に変更しました。

 

同社は、即席麺事業に進出したのを機に大きく発展しました。1962年5月にマルちゃんブランドで即席麺を発売したのをきっかけに、「冷やしラーメン」「カップうどんきつね」「カップ天ぷらそば」「焼きそば」「赤いきつねうどん」「緑のたぬき天そば」など、バラエティ豊かな即席麺を次々と発売し、即席麺事業を拡大してきました。

 

その結果、社名より商品名が独り歩きするといったように即席麺が同社の主力事業となり、今や日清ホールディングに次ぐ大手メーカーになっています。

 

 

総合食品メーカーである実情

 

現在、同社の事業は、「加工食品」「水産」「冷凍・冷蔵」「その他」の4事業で構成されています。ここで、これら事業の特徴を紹介します。まず、加工食品事業は、即席麺、生麺、チルド食品、冷凍食品、その他加工食品で構成されています。

 

このうち、売上全体の47%を占めるのが即席麺で、生麺が19%となっています。社名からは水産会社のイメージが強いですが、実際はこのように「マルちゃん」でお馴染みの麺類事業を中核にした総合食品メーカーというのが同社の特徴です。

 

そして、同社売上高の13%を占める水産事業では、主に海外水産物の輸入を行っています。ここで同社の特徴としては、品質管理を徹底するため世界の主な水揚げ港に社員を駐在させ、買い付けから徹底して自社で行っています。



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