日本テレビで放送されている『グルメチキンレース・ゴチになります!』は、1998年から始まった人気企画ですね。
高級レストランで金額を見ずに料理を注文し、合計金額を指定金額にどれだけ近づけるかを競うゲームです。
金額が最も遠い人が、全員の食事代金を自腹で払うというルールなので、参加しているタレントさんが本気で悪戦苦闘する展開が人気の秘密だと思います。
ただ、長年続く『ゴチになります!』ですが、やらせ疑惑が常に囁かれていますね。
「実は払ってないのではないか?」「全部は食べてない?」「本当に自腹なの?」など、SNSでは番組を疑う声が鳴り止みません。
たしかに、毎回10万円以上の支払い金額になりますし、本当に自腹なのかは疑わしいですよね。
そこで今回は、『ゴチになります!』について、払ってない・食べてないなどのやらせ疑惑を調べて見ました。
Contents
ゴチになりますがやらせといわれる理由
昨日放送された
『ぐるナイ ゴチになります!』
頤和園京橋店でのゴチバトルの様子がオンエアされました!🙌🏼✰
私は、山﨑賢人さんの配膳担当でした!
馴染みある頤和園の麻婆豆腐を美味しそうに食べてて嬉しかった!🌶辛
皆さんもぜひ頤和園に食べにきてくださいね☺️
そしてキングダムも観ようね ⚔️🔥 pic.twitter.com/8d5M1PdI6R— みやのももか (@momoka_miyano) April 26, 2019
『ゴチになります!』は、参加している芸能人が自腹で料金を支払うというルール上、当初からやらせを疑う声がありました。
月に2〜3回の頻度で放送されていますし、年間の自腹総額で100万円を超える人もいます。
それだけの金額だと、本当に払っているのか疑問に感じる人も多いでしょう。
また、ゲストやレギュラーメンバーには、モデルや女優さんなども数多く参加しています。
細身で食が細い女性であっても、男性と同じだけの料理を注文するわけなので、「一人で全部食べているのか?」といった疑問も出てくるはずです。
そして、最もやらせ疑惑の温床となっているのが、「年間自腹総額が最も高かった人がクビになる」というルールですね。
毎年誰かがクビになるのですが、「このメンバーはスタッフにより決められているのではないか」と言われています。
これから、クビルールにおけるやらせ疑惑について紹介しますね。
ゴチになりますやらせ疑惑①:女優枠・俳優枠が毎回変わる
『ゴチになります!』では、いくつかの枠が用意されており、ジャニーズ・芸人・俳優・女優(アイドル)が必ず1名ずつレギュラーメンバーに入ってきます。
そして、この女優枠のメンバーについては、毎回クビになっているのです。
2019年の「ゴチ20」では土屋太鳳さんが、2020年の「ゴチ21」では本田翼さん、2021年の「ゴチ22」では中条あやみさん、2022年の「ゴチ23」では池田エライザさんがクビとなりました。
ここまで同じ展開が続くと、女優枠は最初から1年契約と思われても仕方がありません。
また、女優枠と同じように俳優枠も、1〜2年で交代となることが多いです。
2020年の「ゴチ21」では田中圭さん、2021年の「ゴチ22」では松下洸平さん、2022年の「ゴチ23」では高杉真宙さんがクビになっています。
田中圭さんは2018年からなので3年続きましたが、それ以降は1年での交代です。
ジャニーズや芸人枠は何年も同じメンバーが担当するのに、女優枠・俳優枠についてはなぜか交代になってしまうわけですね。
女優枠は番組に華を添える重要な役回りなので、常にフレッシュな人材が求められます。
俳優枠についても、主婦層の視聴者を囲い込むための人材で、旬な役者を起用することが大切です。
そのため、毎年のように入れ替えを行いたいという、番組側の意図が見えなくもありません。
ジャニーズ枠は強力な事務所の力がありますし、ジャニオタと呼ばれる熱狂的なファンもついているため、数年間の起用でも問題ないのでしょう。
このように、番組の人気を維持するために、女優枠・俳優枠を意図的に操作しているという疑惑があります。
ゴチになりますやらせ疑惑②:最終戦での生放送演出
『ゴチになります!』のクビが決定する最終戦では、生放送であると番組表に記載があります。
生放送でクビメンバーが決定することで、番組としてはガチ感を演出しているのでしょう。
しかし、生放送で流れているのはクビメンバーが決定するシーンだけで、それ以前の料理を選ぶシーンなどはすべて収録となっています。
すべてが決まったあとで生放送になっているため、結果についてはいくらでも操作できるというわけです。
収録ならいくらでも編集できますし、クビメンバーを意図的に決めるために選ぶメニューを指定したり、何でもやりたい放題となりますね。
クビの人数を決定するルーレットも収録ですから、何人クビにするかということも番組側で自由に決めることができます。
本当にガチにするなら最終戦のすべてを生放送でやるべきですが、それをしないというのは何か意図があると思われても仕方がありません。
そもそも、生放送でクビが決定するということは、年間のスケジュールがその日に決まってしまうということです。
芸能人は映画や舞台などの仕事は数年前に決まることが多いので、生放送でスケジュールが決められてしまうと他の仕事に影響が出てしまいます。
なので、生放送で決定するということ自体に無理があり、あらかじめ全て決められていると考えるほうが自然でしょう。
ゴチになりますやらせ疑惑③:メンバーの行動が不自然
2022年の「ゴチ23」においては、クビになるメンバーの不自然な行動が話題となりました。
参考までに、最終戦までの順位は以下の通り。
順位 | 氏名 | 自腹金額 |
1位 | 岡村隆史 | 178,214円 |
2位 | 高杉真宙 | 301,354円 |
3位 | 矢部浩之 | 720,381円 |
4位 | 増田貴久 | 723,914円 |
5位 | ノブ | 744,014円 |
最下位 | 池田エライザ | 1,008,950円 |
俳優の高杉真宙さんは、最終戦までは慎重なメニュー選びでクビレースでは2位と善戦していたのです。
自腹総額は30万円ほどで、3位の矢部浩之さんの72万円と大きく引き離していました。
しかし最終戦では、なぜか高杉真宙さんが大量にメニューを注文し始め、設定金額4万円に対して5万円と大爆死してしまったのです。
これまでの慎重なメニュー選びからすると、あまりにも不自然だとして話題となっていました。
さらに、最終戦のため番組から10万円のシャンパンが提供され、その金額も自腹額に加えられるという特殊ルールが急に追加。
これにより自腹額は、食事代357,000円とシャンパン代100,000円で、457,000円となったのです。
さらに、矢部浩之さんが40,800円で1位となり、これまでの自腹が返金されるという大精算ルールが適用されて総合1位に。
結果、ノブさんと高杉真宙さん、池田エライザさんの3名がクビとなったのでした。
俳優枠と女優枠がクビになるという予想通りの展開に、ネット上ではやらせを疑う声が多く上がっていましたね。
高杉真宙さんは通常とは違う行動を取っていましたし、番組から指示されてわざと負けたと思われても仕方がありません。
ゴチになりますやらせ疑惑④:台本があるかのような終わり方
すべてガチで進行しているのであれば、最終戦でドラマチックな展開などは滅多にないはずです。
しかし、2022年の「ゴチ23」の最終戦においては、まるで台本があるかのような盛り上がりのある展開を見せました。
池田エライザさんは最終戦までで最下位だったので、1位を取って大精算となる以外はクビ確定です。
なので、最も盛り上がる展開を考えて、2位でフィニッシュとなっていました。
終盤まで当てられずに、「もしかして1位かも!?」と思わせておいて2位だったわけです。
これを偶然とするならば、かなり出来すぎな気もしますよね。
ジャニーズの増田貴久さんは、前年の最終戦で1位だったので今回はギリギリクビを免れる4位でフィニッシュ。
総合5位のノブさんもギリギリまで残しておいて、3位にしたのも台本っぽいです。
放送作家が盛り上がる展開を考えているかのように進んでおり、やらせを疑う人が多くなっていますね。
テレビですからある程度の演出は必要なのでしょうが、ここまできれいに展開されてしまうと逆に冷めてしまう人もいるのではないでしょうか。
ゴチになりますの出演者は払ってないし食べてない?
ゴチになります、ありがとうございます🤲ずっと出たかった番組に出演でき、左には佐藤健さん、右には田中圭さん、二人に挟まれた時間は一生忘れません😊😻👍最高な空間をありがとうございました。ぐるナイスタッフの皆様もありがとうございます😊私は寝ます。おやすみなさい😳🤭🍒 pic.twitter.com/Yg6Dc5iXGp
— karina maruyama丸山桂里奈👩🏼👨🏾👶 (@marukarichan11) August 1, 2019
『ゴチになります!』は高額な自腹額が話題で、1回の支払い額が10万円を超えるのが日常茶飯事で、スペシャル回においては30万円以上になることも。
「本当に全部の支払いをしてるの?」など、疑問が生まれるのは当然です。
一般の感覚では食事代で数十万の支払いはありえませんし、月に何度か収録したら総額は膨れ上がります。
レギュラーメンバーは良いですが、ゲストは番宣で出演しているだけなのに、それでも自腹になるのは変です。
でも、料理代金は本当にタレントさんが支払っていると思われます。
25年以上も続いている人気企画ですし、これがやらせだとしたら以前から発覚しているはずです。
これまでに訪問している店は数百件にもなるわけで、関わった人も数千人は超えているでしょう。
お店の従業員やらテレビスタッフなど、番組の裏側を知っている人は相当な数に登ると思われます。
それでも情報漏洩がないため、本当に支払っているはずです。
そもそも、今はコンプライアンスが厳しい社会ですから、やらせが発覚して終了した番組はたくさんあります。
フジテレビの『ほこ×たて』やTBSの『クレイジージャーニー』などの人気番組も、過去にやらせが発覚して終了してしまいました。
そんなリスクを犯して番組を作るというのは考えづらいですし、支払いに関しては実際に払っていると思われますね。
ただ、本当に食べているのかというのはわかりません。
スレンダーなモデルや女優さんのゲストが登場した際には、残した料理をスタッフに渡していることはありえます。
男性と同じ量を食べるのは大変で、残してしまう場合もあるでしょう。
とくに、女性芸能人はスタイルが命ですから、この企画のせいで太るなら他の仕事に支障が出てきます。
それを犠牲にしてまで、すべての料理を平らげるというのは考えにくいです。
でもこれに関しては、料理を残した事実があっても、やらせにはならないでしょう。
すべて完食するというルールはありませんし、料理を残しても悪いとはいえません。
我々も食事をする際に残すことは普通ですし、誰にでも経験があることですよね。
さすがに、それが問題にはならないでしょう。
ゴチになりますが本当に自腹だと思われる理由
『ゴチになります!』はちゃんと支払っていると説明しましたが、自腹だというのには根拠が存在します。
それは、番組の出演料だけで黒字になるからですね。
タレントのギャラは、ランクや事務所の取り分などで大きく異なりますが、1番組あたり20〜30万円くらいはもらえると言われています。
そのため、自腹で10万円ほどのマイナスがあっても、十分に番組の出演料だけで間に合っているでしょう。
赤字であれば出演を見送るでしょうし、ちゃんと利益があるから番組に出ているわけです。
また、『ゴチになります!』はゴールデンタイムの人気企画ですから、タレントとしては出るだけで意味がありますね。
料理を注文して食べる企画ですし、食べ方やマナーなどがわかりますし、リアクションやバラエティ番組への適性などを見ることができます。
これを見て番組のオファーをするプロデューサーも多いため、他の仕事に繋がる場所でもあるわけです。
ある番組で話題になりスターになるタレントさんは少なくありませんし、仮に赤字だとしても『ゴチになります!』に出演したいと考える人は数多くいます。
というわけで、総合的に考えるとメリットがあまりにも多いですから、自腹で食事代金を支払うのも問題ではありませんね。
まとめ
以上、「ゴチになりますやらせで払ってないし食べてない?本当に自腹か調査!」を紹介しました。
『ゴチになります!』は長年やらせ疑惑で話題ですが、支払いに関してはちゃんとしていて本当に自腹でしょう。
それが企画の肝となる部分ですし、払ってないと企画の存亡に関わります。
テレビとはいえど、自腹の支払いについては厳格にやっているでしょう。
すべて食べてないという意見については、女性タレントさんは料理を残しているかもしれません。
スタイルを気にされる女性は多いですし、相当な量を食べなくてはいけませんから、さすがに無理があるでしょう。
クビになるメンバーについては少しの演出はありますが、それはテレビ的に仕方のないことだと思います。
面白くない展開になると視聴率が下がってしまいますし、演出を入れてドラマチックな展開にしないと誰も見てくれません。
その辺も踏まえて、テレビを楽しんだら良いと思いますよ。
コメント