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光る君への安倍晴明の付き人は誰?背の低い人すまるのプロフィールを紹介

光る君へで背の低い人は誰? ドラマ

大河ドラマ『光る君へ』では、陰陽師・安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)が、藤原兼家の策士として裏で暗躍しています。

花山天皇が失脚するための策略を立てたり、兼家の頭脳として活躍していますね。

そこで気になるのが、安倍晴明の付き人である背の低い人の存在。

付き人の名は須麻流(すまる)で、始めはCGなのかと思ったのですが、どうやら本当に背の低い人のようです。

今回は、光る君へに登場する須麻流(すまる)について、詳しいプロフィールを紹介していきます。

 

光る君への安倍晴明の付き人は誰?

第一話の冒頭で、「都に凶事が起きる」と予言した安倍晴明。

陰陽師として藤原家の権力争いを影から操る人物として、怪しげなオーラを放っていますね。

そして、いつも安倍晴明の傍らにいるのが、須麻流(すまる)という付き人。

安倍晴明の腰くらいまでの身長で、120〜130cmくらいしかありません。

放送開始直後から、SNSでは須麻流について大きな話題となっていました。

あまりにも個性的すぎる見た目から、非常に目立ちますよね。

 

背の低い人はダンサーのDAIKI

光る君へで須麻流(すまる)を演じているのは、プロダンサーのDAIKIさんです。

DAIKIさんは、「軟骨無形成症」という障害を抱えており、骨の成長に関わる軟骨に異常をきたすことで低身長になっているとのこと。

2万人に1人という割合で生まれると言われ、FGFR3という遺伝子が関係しているみたいですね。

大河ドラマに障がい者が出演するのは史上初だそうで、DAIKIさんは軟骨無形成症でも世の中で活躍できることを証明するために出演を承諾したそうです。

出演にあたって、「僕らのような人が当たり前に世の中を走り抜けられる時代を作るキッカケになれば」というコメントを残しています。

多様性が求められる社会ですから、どんな障害があったとしてもチャンスが与えられるというのは、素晴らしいことですよね。

 

なぜDAIKIが須麻流(すまる)として起用されたのか

DAIKIさんは福祉団体『SOCIAL WORKEEERZ』の代表も務めており、ダンスを通じて障害の有無に関係なく理解し合える社会を作ることを目指しています。

NHKも社会の多様性を反映するダイバーシティーの考え方を推進していて、ジェンダーや障害に関係なく尊重することの実現を考えていますね。

たとえば、マイノリティのバリアをなくす『バリバラ』という番組を放送していたり、DAIKIさんも過去に出演したことがありました。

そういった経緯もあって、須麻流の役として光る君へのオファーをかけたのでしょう。

須麻流という人物は史実では存在しておらず、光る君へだけのオリジナルキャラクターです。

わざわざ新しい登場人物を作ったということは、NHKが差別をなくす社会のために頑張っている証拠だといえます。

須麻流として出演することは、障害で悩む世の中の人たちに勇気を与えるはずです。

登場回数はあまり多くありませんが、安倍晴明の傍らにいつもいますから須麻流の活躍に目が離せません。

じゃんぐ郎
じゃんぐ郎

これをキッカケに、障がい者がどんどん社会進出できれば良いですよね!

 

光る君へで背の低い人すまるのプロフィールを紹介

それでは、DAIKIさんのプロフィールを紹介しましょう。

本名 西村大樹
生年月日 1994年6月20日
出身地 神奈川県横浜市
年齢 29歳(2024年3月現在)
身長 128cm
学歴 和光大学人間科学科卒
主な経歴 日本の軟骨無形成症患者として初めて保健体育の教員免許を取得
SOCIAL WORKEERZ 代表
ダンスユニット「アガイガウガ」メンバー
主な出演 NHK(Eテレ)『バリバラ』『Eダンスアカデミー』
NHK『ひるまえほっと』『NHK WORLD』
NHK大河ドラマ『光る君へ』

ここからは、DAIKIさんの半生を振り返っていきます。

 

中学生でダンスと出合う

生まれつき軟骨無形成症だったDAIKIさんは、子供の頃から自分の進む道に制限があったそうです。

軟骨無形成症患者は肺が小さいので、肺活量を鍛えるために水泳教室に通おうとしましたが、「事故が起きたら責任が取れない」として断られてしまいました。

それ以降も障害を理由にできないことが増えていき、次第に社会に対して反感を持つようになっていきます。

中学生になると野球部に入りましたが、それも軟骨無形成症があることで禁止されることが多く、人間関係も上手く行かないことで爆発してしまいました。

授業をサボって不良グループとつるむようになり、グレていったのです。

そんな中、不良友達が踊ってたヒップホップを見て衝撃を受け、すぐに教室へ通うようになりました。

しかし、足のステップが上手くできないため入会を断られ、次にブレイクダンスを始めようとしましたが主治医に止められたそうです。

またもや障害が理由でやりたいことができない状況となりますが、そこで見つけたのが「クランプ」というジャンル。

1990年代にアメリカのギャングの間で誕生したダンスで、体全体で社会に対する怒りや不条理を表現するもので、DAIKIさんの境遇にピッタリでした。

それから、DAIKIさんは独学でクランプに没頭するようになります。

 

教師になるという夢ができる

DAIKIさんがダンスに熱中していた頃、中学校の担任の先生が学校をサボるDAIKIさんを毎日のように連れ戻していたそうです。

他の不良生徒には目もくれず、いつもDAIKIさんを気にかけてくれました。

そこで、「何でいつも俺のところへ来るんだ?」とDAIKIさんが質問すると、「お前が見捨てられない」と言われたとのこと。

自分のためにここまで労力を使ってくれる先生に感動し、「自分も将来は教師になりたい」という夢ができました。

それからは生まれ変わったように行動が変わり、頭を丸坊主にして教師に頭を下げて勉強を教えてもらったそうです。

遅刻や欠席ばかりで高校進学が厳しいレベルでしたが、周囲の協力と本人の努力もあって、無事に高校へ入ることができました。

その後、体育の教員免許が取得できる和光大学へ進学し、母校へ戻って教育実習などを経て教員免許を取得することができたのです。

 

ダンスチームに所属して全国3位に

大学で授業を受けていた時、たまたま先生がダンスグループをやっており、DAIKIさんをしつこく誘ってきました。

その頃は、腰に大怪我をして手術をした後だったので断ったのですが、あまりの強引さに負けてグループに加入することになります。

そこで再びダンス熱に目覚めたDAIKIさんは、毎日のように練習に明け暮れて大会で全国3位にまでなったのです。

それから宮城県の学校で体育教師になる予定だったのですが、なんと卒業式の直前に内定が取り消されてしまいました。

就職先がなくなったDAIKIさんは、何かイベントに出場しようとネットで探していると、『チョイワルナイト』を見つけることになります。

そこで、主催の『SOCIAL WORKEEERZ』と出合うわけです。

『SOCIAL WORKEEERZ』はダンスと福祉を融合させたイベントを企画する団体で、そこで代表のTOMOYAさんとYU-Riさんと知り合いました。

その後、3人組ユニット「アガイガウガ」を結成して、プロダンサーとなります。

現在では、『SOCIAL WORKEEERZ』の2代目代表となり、体の不自由な人でもスポーツやダンスを楽しめる社会を作るために活動していますね。

じゃんぐ郎
じゃんぐ郎

DAIKIさんの活動は多くの人から支持され、いくつかのNHKの番組に出演するなど活躍していますよ。

 

まとめ

以上、「光る君への安倍晴明の付き人は誰?背の低い人すまるのプロフィールを紹介」でした。

大河ドラマ『光る君へ』では、陰陽師の安倍晴明の付き人で、背の低い人がいるということで大きな話題を集めています。

須麻流(すまる)役を演じるのは、プロダンサーのDAIKIさんで、「軟骨無形成症」という障害を抱えた方です。

障害があっても活躍できる社会を目指しており、多方面で活躍の幅を広げていますね。

大河ドラマでも注目されていますし、どのようにストーリーに絡んでくるのか非常に楽しみです。

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