テレビ朝日で放送されている『Destiny』は、12年の時を経て恋愛と事件が動き出すサスペンスドラマです。
主人公で検事の西村奏が、放火事件の容疑者で大学時代の恋人だった野木真樹と対峙したことで、全てが動き出します。
色々な伏線があって面白いドラマなのですが、これが2021年に放送された日本テレビ『最愛』に似てるとしてパクリではないかと話題です。
最愛も過去の事件と対峙するストーリーとなっており、確かに共通点はあると思います。
Destinyと最愛について、似てる共通点などパクリ疑惑を検証しました。
Contents
ドラマDestinyは最愛に似てる?パクリなのか?
真樹くんと突然の再会で泣いてしまう奏ちゃん…💧💧予告映像だけで伝わる切なさと、2人にしか分からない辛い過去が思い出しちゃったのかな꒰ o̴̶̷᷄ o̴̶̷̥᷅ ꒱💕💫💫 これ以上奏ちゃんに泣いて欲しくないよー、😭😭 #石原さとみ #Destiny pic.twitter.com/9fnl35lf76
— りちゃん (@safomi_isihara) April 16, 2024
2024年4月期ドラマ『Destiny』は、放送開始直後から『最愛』に似てるとして話題となっていました。
Destinyって最愛に雰囲気似てる気がしたんだけど、脚本家は違う人だった
分かる人いないかなー#Destiny#最愛#石原さとみ#亀梨和也— ノゾミ (@nzm___1112) April 11, 2024
フジテレビのドラマと違って、TBSの恋愛ドラマと思って再生した『Destiny』はコンパクトで不気味で『最愛』っぽくって良いな。
— つらたん・イツモヒマボッチ 🐟 (@AKEBOKROCK) April 9, 2024
Destinyとても最愛ぽかった
ノスタルジックな過去の恋愛と青春にミステリー要素
テンション高めの田中みな実にBGMの付け方などなど
でも最愛の脚本家は366日なのよね— あこ (@ako_boo) April 9, 2024
Destinyは検事の主人公が、ある事件の容疑者として出会ったのが過去の恋人だったというストーリーです。
一方、最愛では主人公の女性実業家がある事件の参考人となり、担当した刑事が過去の恋人だったという物語となります。
検事と警察という職業は異なりますが、事件がキッカケで恋人に再会するという展開は同じですね。
たしかに、似てると言われても仕方ないかもしれません。
最初の設定は似ているとしても、Destinyはまだ始まったばかりですし、今後の展開が読めないためにストーリーは分かりませんね。
最後まで見てみると、全く違うドラマだったとなる可能性もあります。
他にも、『リバース』『Nのために』に似てるという声もありました。
ドラマDestinyは検事の石原さとみが主演
出産を機に休業していた石原さとみさんが、3年ぶりにドラマ復帰した作品となっています。
あらすじは、以下の通り。
主人公の西村奏は、15歳の時に検事だった父親がある事件に巻き込まれて亡くなってしまいます。
それから母親とともに長野県に移住して、地元の信濃大学法学部に進学しました。
そこで4人の親友と出会って青春を謳歌していましたが、親友の一人が亡くなったことで運命が変わっていきます。
12年後、横浜地検の検事となっていた奏は、行方不明になっていた親友の一人と再会しました。
謎だった大学時代の事件や父親の死の真実、さらに仲間たちの裏の顔など、すべての点が繋がったとき思いがけない結末となります。
主人公が15〜35歳と20年の幅があるのが特徴で、10年以上の時を経て少しずつ過去の謎が明らかになっていくストーリーなんですね。
大学時代の4人の仲間たちがポイントになっていて、仲間たちの裏切りや陰謀などがあるサスペンスドラマです。
ドラマ最愛は実業家の吉高由里子が主演
一方、似てると噂の『最愛』は、2021年10月期に放送されたドラマです。
あらすじは、以下の通り。
高校3年生だった真田梨央は、東京の大学の薬学部への進学を目指す女子高生。
父親の朝宮達雄は高校の陸上部男子寮の寮夫であり、梨央は陸上部エースの宮崎大輝に恋をしていました。
そんな中、達雄がくも膜下出血で急死してしまい、梨央は別れた母のいる東京へ行くことに。
しかしその直後、梨央はある事件に巻き込まれて断片的に記憶を失ってしまいます。
15年後、”世界を変える100人の30代”に選ばれるなど、優秀な女性実業家となっていた梨央の前に事件の関係者が現れ、当時の記憶や事件が再び動き出しました。
主人公が事件に巻き込まれて、記憶を失ってしまうというストーリーですね。
それから時を経て記憶が蘇っていき、過去の事件の謎が明らかになっていく物語となります。
ドラマDestinyと最愛の共通点を紹介
#Destiny 【初回】期待していたのもあって身構えてたけど、面白かった!1話からまさかの連続でテンポ感良かったし食いつくように観てた。どこか感じる最愛み、なにより眼鏡女子だった奏が直樹と出会って恋したことで可愛くなっていく過程もよかったし、1話で退場した田中みな実様、衝撃すぎるのよ…… pic.twitter.com/FI2zSlbz4s
— ゆちゃん@ドラマ (@yuu_dorama) April 10, 2024
あらすじを見た限りだと、Destinyと最愛の最初の設定が似ている気がしますね。
ここからは、もっと具体的に共通点について見ていきましょう。
ラブストーリーとサスペンスの組み合わせ
Destinyと最愛のどちらも、ラブストーリーにサスペンスを組み合わせたドラマとなっています。
事件を解き明かすだけでなく、過去の恋人を疑わなければならない葛藤などが描かれているわけです。
恋愛要素が入っているだけで思うように相手を追求できませんし、高度な心理描写によって物語に深みが出るようになります。
最愛はこの世界観が受けた作品なので、最愛のファンはDestinyにも高い期待を持っていますね。
過去の事件が現在にリンクする
Destinyと最愛の共通点は、過去に起きた事件が時を超えて現在に繋がっているという点です。
Destinyでは、20年前に主人公の父親が亡くなり、15年前に大学の同級生が亡くなる事件が起きています。
そして現在、検事となった主人公が、大学時代の恋人である被疑者と再会して、過去の事件とのつながりが明かされていくわけです。
一方、最愛では、15年前に主人公の友人が失踪しており、それが現在の殺人事件と繋がっていきます。
2つのドラマ共に、10年以上前の事件が現在にリンクしているという設定が同じですよね。
初恋の人との再会
Destinyと最愛の似ている点として、学生時代の初恋の人との再会で事件が動き出すということが挙げられます。
Destinyでは、主人公の西村奏が初めての彼氏である野木真樹と、12年越しに再会しますね。
それがキッカケで、20年前の父親の死や12年前の同級生の死の真実が明らかにされていきます。
そして最愛の方では、主人公の真田梨央は、高校の同級生だった宮崎大輝と15年ぶりに再会して、過去に起きた失踪事件の謎が解明されるわけです。
どちらもラブストーリーですから、初恋の相手がキーマンとなっています。
主人公と相手役との関係性
Destinyと最愛の共通点は、主人公と相手役の関係性が似ているということです。
わかりやすく言うと、主人公と初恋の人が「聴取する側」と「聴取される側」の対立関係にあります。
Destinyは主人公の西村奏は横浜地検の検事であり、相手役の野木真樹は放火事件の被疑者という形で取り調べを受ける立場です。
最愛では、主人公の真田梨央は経営者で殺人事件の重要参考人、相手役の宮崎大輝は刑事で取り調べをする立場となっています。
男女で立場が逆転していますが、かつて恋仲にあった2人が事件の聴取をするという構成は同じですよね。
田中みな実が出演している
Destinyと最愛が似ているのは、どちらも田中みな実さんが出演している点です。
どちらのドラマにも学生時代の役で出演しており、そして亡くなっています。
不幸な役が多い田中みな実さんですが、重要な場面での死なので事件の鍵を握る存在です。
まとめ
以上、「ドラマDestinyは最愛に似てる?パクリなのか共通点を紹介」でした。
Destinyと最愛は、どちらもサスペンスラブストーリーのため、共通点が非常に多いです。
あまりにも似てるためにパクリだと言われることもありますが、Destinyはまだ始まったばかりですし事件の謎も解明されていません。
最愛は名作ドラマとして現在でも人気ですし、雰囲気がそっくりなのであればDestinyも素晴らしいドラマになるはずです。
今期の注目ドラマなので、どんな展開になるのか楽しみですね。
コメント