PR

ヒンメルはフリーレンが好き?恋愛要素について徹底検証!

フリーレンはヒンメルが恋愛対象だった? アニメ

人気漫画『葬送のフリーレン』は、人間の10倍以上も生きるエルフという種族のフリーレンが、人間とは何かを知るために旅をする物語です。

2021年のマンガ大賞を受賞した作品で、2023年9月からアニメが放送されています。

その中でも話題となっているのが、作中の「恋愛要素」ですね。

ヒンメルは好意を持っているような素振りを見せるのに対し、フリーレンは一切の興味を示しません。

しかし、勇者ヒンメルの死後、フリーレンは彼の魂と再会するために魂の眠る地(オレオール)を目指すことになります。

お互いに好きな気持ちを持っているのかどうか、ネット上において色々な考察がされていますね。

そこで今回は、作中の恋愛要素としてヒンメルがフリーレンを好きかを検証していきます。

 

ヒンメルはフリーレンが好きなの?

作中において、勇者ヒンメルからフリーレンに対し、色々なアプローチがあります。

ハッキリと愛情があると名言はしませんが、フリーレンに愛情を持っていそうな行動を度々行っていますね。

ただ、フリーレンはまったくの無関心で、恋愛対象とは見ていないようです。

この2人の対照的なコントラストが、作中で何度も描かれていますね。

たとえば、ヒンメルのアプローチには以下のようなものがあります。

 

花冠を贈る

第3話で勇者ヒンメル像の周りに植える蒼月草を探すというエピソードで、かつてフリーレンが大地を花畑に変える魔法を使ったシーンが描かれました。

草も生えていない枯れた大地を、一面花畑の世界に変えたのです。

その際に、ヒンメルが花冠を作って彼女に被せる描写があります。

花冠を贈った彼の表情は、フリーレンのことを愛しげに想っているようでした。

しかし、彼女はまったくの無表情で、何も感じていません。

その後ヒンメルは、自分の故郷の花である蒼月草の話をし、いつか君にも見せてあげたいと告げました。

自分の故郷へ連れて行く話をするわけですし、プロポーズに近い感覚だったのかもしれません。

フリーレンは、「機会があればね」と素っ気なく返すだけ。

客観的に見ると、明らかに脈なしといったところでしょうか。

 

鏡蓮華の指輪を贈る

第30話でフリーレンが指輪をなくしてしまうエピソードで、かつて勇者ヒンメルから指輪を贈られたシーンが描かれました。

魔物の討伐で頑張ったフリーレンは、何でも気に入ったアクセサリーを買ってもらえることになります。

興味がなかった彼女が適当に選んだ指輪は、鏡蓮華の意匠が施されたものでした。

実は、鏡蓮華の花言葉は『久遠の愛情』で、永遠の愛を誓う恋人に渡すための指輪だったのです。

それを知っていた勇者ヒンメルは、プロポーズのように跪いて彼女の左手に指輪をはめました。

一般的なラブコメであれば、ここで結婚を申し込むようなシーンです。

意味が理解できなかったフリーレンは、指輪をもらっても無表情となっていましたね。

プロポーズとかの概念を持っていないようで、何が起きているのかわからない様子でした。

 

フリーレンを優しくフォロー

第37話にて、魔法使い一級試験を受ける際、過去のフリーレンがペンダントをヒンメルたちに自慢するエピソードがあります。

魔法使いの証であるペンダントを仲間たちは知らなくて彼女はガッカリしますが、ヒンメルは「僕たちはその首飾りを知らないが、君がすごい魔法使いであることは知ってる」と褒めました。

おそらく数百年前に取得した魔法使いの証のようで、人間からするとまったく知らない代物だったみたいですね。

それに対し、フリーレンは「でもすぐ死んじゃうじゃん」と軽くいなしたのです。

エルフと人間の寿命の違いによる冗談だったのでしょうが、彼は悲しそうな顔をしました。

フリーレンが魔法使いの自尊心を失わないようにフォローしたのに、ここまで冷たくあしらわれてしまうと辛いですよね。

 

葬送のフリーレンの恋愛要素について徹底検証!

これまで説明したように、勇者ヒンメルはフリーレンに好意を持っており、何度もアプローチをしています。

しかし、フリーレンは彼に何の感情も持っていないようです。

妖精エルフと普通の人間という異なる種族ですし、ただ同じパーティーで旅しているというだけで、ビジネスパートナーみたいな感覚だったのかもしれません。

どんなアプローチを受けても無表情でしたし、その意味すら理解していない様子でした。

しかし、彼の死後、彼女の気持ちに変化が現れます。

魔王討伐の旅の後、王都に戻った勇者一行は、50年後に再会する約束後に解散。

その後、50年後に再会したヒンメルは70歳過ぎのお爺ちゃんになっていましたが、またみんなでエール流星を見た直後、彼は老衰で亡くなってしまいます。

初めは何の感情もなかったフリーレンですが、勇者ヒンメルの葬式の日に涙を流したのでした。

以前はあり得なかった反応で、心の中で何かしらの変化があったのは間違いありません。

「なぜヒンメルのことをもっと知ろうとしなかったのか?」と、これまでの自分の行動に後悔し、亡き勇者ヒンメルと再会するために魂の眠る地(オレオール)を目指しながら旅を始めるのです。

これ以降、彼女は度々彼のことを思い出し、愛情に近いものがあるかのようにも思えます。

これ以降は、フリーレンの彼に対する愛情が芽生えたかについて考察しますね。

 

亡きヒンメルと会話するためにオレオールを目指す

勇者ヒンメルが亡くなった後、フリーレンはアイゼンの頼みで新しい旅に出ることになります。

それは、魂の眠る地(オレオール)に行って、ヒンメルの魂と再会するためです。

魂の眠る地(オレオール)は、多くの霊が集まる場所で、そこで死者と再会することが出来るとされています。

この場所でヒンメルの魂と再会することにより、フリーレンはもっと深く彼のことを知りたいと思ったのですね。

しかし、現在は魔王城がある場所となっており、行くためにはかなりの危険が伴います。

危険があるのを知りながら魂と再会するために行くわけですし、彼に特別な感情を持っていることがわかりますね。

 

花畑を作り出す魔法に強い思いがある

作中において、「温かいお茶を出す魔法」や「銅像のサビを取る魔法」、「服を透けさせる魔法」など、無駄とも思えるような魔法が多く登場します。

その中で、フリーレンが多用するのが「花畑を作り出す魔法」です。

師匠である大魔法使いフランメが好きだった魔法で、彼女も同じくこの魔法を習得しています。

幼少期のヒンメルが森の中で遭難したとき、フリーレンが現れて道案内をして花畑を出して勇気づけてあげたことがありました。

勇者一行と行動しているときにも、大地を一面花畑に変えたりもしています。

この魔法はヒンメルが気に入っていたので、彼女も強い思いを感じるようになり、明らかに彼を意識していることがわかります。

 

ヒンメルの行動を真似するようになった

勇者ヒンメルは困った人を見ると助けずにいられない性格だったため、道中でいつも人助けをしていました。

自分が損をしてでも、積極的に人を助けるような性格でしたね。

フリーレンは他者に興味を持っていませんでしたが、よく彼について思い返しては同じように人助けをするようになったのです。

これは以前の彼女からすると、かなり大きな変化でしょう。

作中において勇者ヒンメルの言葉や行動を回想するシーンが頻繁に描かれており、道中でのフリーレンの行動に強い影響を与えています。

何の気持ちもなかったら頻繁に思い出すことはないでしょうし、心の拠り所のようになっているはずです。

そもそも、魂の眠る地(オレオール)へ行く目的もヒンメルの魂と再会することですし、彼に対する感情は普通とは異なるものであるのは確実でしょう。

 

明確な恋愛感情ではないがそれに近い感覚を持っている?

フリーレンの気持ちの変化について説明してきましたが、勇者ヒンメルについて愛情があるかどうかは断言することができません。

彼に強い気持ちを持っていますが、それが愛情かどうかは判別できないですね。

そもそもエルフは、恋愛感情や生殖本能が欠落しており、『愛情』という感情を持っていません。

なので、恋愛感情じゃないですが、「それに近い何か」を持っているといえるんじゃないでしょうか。

実際、第9話にて幻影鬼に襲われたときも、彼女にはヒンメルの幻影が見えました。

幻影鬼はその人にとって大切だった人の幻を見せるので、彼女にとって勇者ヒンメルが大切な存在であることは間違いなさそうです。

ただ、フリーレンは彼の幻影を迷うこと無く攻撃したため、恋愛感情があるとは言えないでしょう。

一言で表現しきれない、複雑な感情を持っているんじゃないでしょうか。

フリーレンの彼に対する気持ちは、物語が進むにつれて少しずつ明らかになってくるはずです。

 

まとめ

以上、「ヒンメルはフリーレンが好き?恋愛要素について徹底検証!」でした。

勇者ヒンメルはフリーレンに愛情を持っていたと思いますが、フリーレンはヒンメルにどんな感情を持っているのかは分かりません。

『葬送のフリーレン』はラブコメじゃないので、明確な恋愛要素が出てこないからです。

ただ、フリーレンは以前の無関心な気持ちが変わっており、ヒンメルに特別な想いがあるのは確実でしょう。

魂の眠る地(オレオール)を目指す途中で、彼女にどのような変化があるのか楽しみですね。

この先どのような展開になるのか、目が離せません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました