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さよならマエストロの楽曲一覧!主題歌・挿入歌の曲名・歌手名は?

さよならマエストロの楽曲一覧! ドラマ

日曜劇場『さよならマエストロ』は、天才指揮者が解散が決まっている地方オーケストラの指揮を担当することになり、限られた時間の中で音楽の楽しさを表現していく物語です。

東京音楽大学の監修の元、本物のオーケストラの演奏が入っているので、クラシック音楽好きの人にはたまらない内容だと思います。

そこで気になるのが、ドラマの主題歌や挿入歌についてですよね。

音楽に関するドラマですから、「楽曲の歌手名や曲名が知りたい」など、SNSでは話題が集まっているようです。

このページでは、さよならマエストロの主題歌や挿入歌について、楽曲の曲名や歌手名などを紹介していきます。

 

Contents

さよならマエストロの主題歌・挿入歌の曲名・歌手名は?

日曜劇場『さよならマエストロ』は、オーケストラをテーマにした話題のドラマです。

音楽に関するストーリーなので、主題歌を誰が担当するのかということで、放送前から話題になっていました。

ここからは、さよならマエストロの主題歌と挿入歌について解説します。

 

主題歌はアイナ・ジ・エンドの『宝者』

『さよならマエストロ』の主題歌は、アイナ・ジ・エンドさんの『宝者』です。

アイナ・ジ・エンドさんはタイアップが多く、2023年には以下の作品があります。

アニメ『薬屋のひとりごと』エンディングテーマ:『アイコトバ』

Netflix『韓国ドラマな恋がしたい』主題歌:『華奢な心』

2024年1発目のタイアップとして、『さよならマエストロ』の主題歌に選ばれました。

このドラマのために特別に書き上げた一曲で、アイナさんはかなり力を入れて制作したみたいですね。

主題歌に採用されたことにアイナさんは、「初めて台本を読んだときに、文字から音が聴こえてくるかのように心に入ってきてワクワクしました。自分にできることを精一杯やりたい」と語りました。

『宝者』はアイナさんが自ら作詞・作曲を手掛けた作品で、暖かさと切なさが混在するミドルバラードとなっています。

かなり制作に苦労したらしく、最初に2曲のデモテープを送ったがボツになり、もがくように制作して完成したのが『宝者』だそうです。

ストレートに心に響く音色を意識して、ありがとうとさよなら、出会いと旅立ちを繰り返していくことをテーマに、”大切な宝者”を思い浮かべて聴いてほしいと語りました。

宝物ではなく「宝者」ということに、人とのつながりを意識させられますね。

『さよならマエストロ』のプロデューサーである東仲恵吾さんは、アイナ・ジ・エンドさんを主題歌に起用した理由について、唯一無二の歌声と表現力を持っているからと語ります。

父と娘の確執を描いたドラマなので、その切なさを表現できるのはアイナさんしかいないと感じたそうです。

実際に楽曲を聴いてみて、娘から父への愛に満ちた曲で、切なさや悲しみなど喜怒哀楽が詰め込まれていて勇気づけられる応援歌だと評価していますね。

 

挿入歌はブルーノ・マーズの『Young Girls』

『さよならマエストロ』の予告動画が公開された際に、BGMにブルーノ・マーズの『Young Girls』が採用されていました。

SNSでは、ブルーノ・マーズが主題歌を担当するのかとザワつきましたが、実際には挿入歌だったようですね。

ただ、歌詞の内容としては若い女性を追いかけるチャラ男の話なので、親子の家族愛をテーマとしたドラマには合わない気がします。

主人公の夏目俊平は真面目な父親ですから、女性に振り回されるというイメージはありません。

クラシック音楽を若い女性に見立てて、それに振り回される天才指揮者ということなのでしょうか。

どのようなシーンで挿入歌が使われるのかを意識してみると、違った楽しみ方ができるかもしれませんね。

 

さよならマエストロの楽曲一覧!

『さよならマエストロ』はオーケストラをテーマにしたドラマなので、毎回クラシックの音楽が劇中で演奏されます。

東京音楽大学の監修で本物のオーケストラが演奏していますから、かなり本格的なクラシック音楽を聴くことができますね。

ここからは、劇中で演奏された楽曲を紹介していきます。

 

さよならマエストロ第1楽章で演奏された使用曲

5年前、夏目俊平はウィーンの大舞台でオーケストラの指揮を任されていましたが、その最中に娘の響が事故に遭ってしまいました。

それから音楽と家族からも離れていた俊平ですが、妻の志帆から日本に戻って子どもたちの面倒をみるように言われる。

そして、地元オーケストラの晴見フィルハーモニーの指揮者も担当することになり・・・。

 

俊平がウィーンで指揮をしたピストルの曲:ポルカ『狩り』(ヨハン・シュトラウス2世)

ヨハン・シュトラウス2世は自作の歌劇に登場した楽曲をワルツやポルカに編曲することが多く、1875年に作曲した『ウィーンのカリオストロ』の一部を編曲して『狩り』を作りました。

演奏中に指揮者が鉄砲を撃って狩りを表現しており、かなり珍しい曲となっていますね。

俊平はメイン指揮者の代役として舞台に立ち、ウィーンで指揮者デビューを果たしました。

 

響の事故を知った直後に俊平が指揮をした曲:交響曲第3番『ライン』(シューマン)

1850年にロベルト・シューマンにより作曲されたもので、交響曲としては4番目に完成しましたが、2番目を「第4番」として発表したため、こちらは第3番となりました。

休憩中の楽屋で俊平は娘の響の事故を知りましたが、病院へ向かうことなく次の曲の指揮をしています。

これがキッカケで響との関係にヒビが入っており、その詳細は明かされていません。

 

晴見フィルが演奏した曲:交響曲第5番『運命』(ベートーベン)

クラシック音楽で最も有名な曲で、クラシックに興味がない人でも聴いたことがあるはずです。

ベートーベンは400曲以上を作曲したとされていますが、その中でも最高傑作と言われている名曲ですね。

俊平が晴見フィルの指揮者を担当することになり、最初に演奏した曲となります。

 

ティンパニー奏者の内村菜々が学生時代の失敗を語った曲:行進曲『国民の象徴』バグレー

アメリカ国内では、スーザの「星条旗よ永遠なれ」と同じくらい人気の行進曲です。

ティンパニー奏者の内村菜々は、学生時代にたくさん練習したにも関わらず、焦って失敗してしまった経験を俊平に話します。

 

さよならマエストロ第2楽章で演奏された使用曲

晴見フィルの指揮を担当した俊平は、市長の白石から3か月後に晴見フィルは廃団だと告げられます。

俊平は少ない期間でも音楽を楽しもうと、新メンバーの募集を開始しますが・・・。

 

メインの楽曲:『ウィリアム・テル』序曲(ロッシーニ)

1829年にジョアキーノ・ロッシーニが作曲した、オペラ『ウィリアム・テル』の序曲です。

解散が決まって楽譜の処分を命じられるなど暗い雰囲気の晴見フィルでしたが、俊平の「元気な曲をやりましょう」の声で演奏することが決まりました。

 

谷崎天音が口ずさんだ曲:『皇帝円舞曲』(ヨハン・シュトラウス2世)

ヨハン・シュトラウス2世が1889年に作曲したワルツで、『カイザー・ワルツ』と呼ばれることもあります。

三大ワルツの一つとして、『美しく青きドナウ』と『ウィーンの森の物語』と共に有名です。

晴見フィルの入団を希望した谷崎天音に対して、俊平は「なんの曲が好き?」と尋ねましたが、「ヨハン・シュトラウスによ?」と2世を読み間違えるという天然を披露しました。

 

うたカフェ二郎で瑠季が歌った曲:歌劇「カルメン」第1幕ハバネラ(ビゼー)

オペラ『カルメン』の中で歌われるアリアで、恋の気まぐれについての楽曲です。

うたカフェ二郎で晴見フィルの打ち上げをしていた際、フルート奏者の倉科瑠季が演奏に合わせてハバネラを歌いました。

そこで俊平と出会って、好意を寄せることになります。

 

羽野蓮が実家の工場で弾いていた曲:無伴奏チェロ組曲第1番「サラバンド」(バッハ)

俊平は天才チェロ奏者の羽野蓮を晴見フィルにスカウトしましたが、現在は音楽をやめているということで断られてしまいます。

後日、俊平が一人で蓮が働く工場へ行くと、一人でチェロの演奏をしていました。

 

俊平と蓮が工場で演奏した曲:無伴奏チェロ組曲第6番「ガヴォット」(バッハ)

再び蓮の元を訪れた俊平は、鍵盤ハーモニカで蓮のチェロと演奏することを提案します。

俊平が「君の奏でるバッハ先生の音楽が好きだ」と伝え、蓮は一緒にガヴォットを演奏したことで音楽の楽しさを思い出して、晴見フィルに加入することを決意しました。

 

響がコンクールで演奏していた曲:『バイオリン協奏曲』(メンデルスゾーン)

1844年にメンデルスゾーンが作曲した協奏曲で、『ベートーヴェンの作品61』や『ブラームスの作品77』と並んで3大ヴァイオリン協奏曲とされています。

晴見フィルの練習から帰宅した羽野蓮は、5年前に響がヨーロッパのバイオリンコンクールに出ていたことを思い出しました。

 

さよならマエストロ第3楽章で演奏された使用曲

晴見フィルでコンサートを開催しようとした俊平ですが、市長の妨害によりホールが使えなくなってしまいました。

さらに、メンバー間の口論により雰囲気は最悪に。

俊平はコンサートを実現するために、予想だにしない行動を取ります。

 

メインテーマ曲:交響曲第6番『田園』(ベートーヴェン)

1808年にベートーベンが作曲した6番目の交響曲で、古典派としては珍しい5楽章の構成となっています。

俊平と大輝があおぞらホールの倉庫へ行くと、晴見フィルの楽譜がダンボールに片付けられていました。

目の前にあったダンボールから、俊平が取り出したのは交響曲第6番『田園』の楽譜で、俊平は晴見フィルでコンサートをやることを提案します。

練習中に演奏レベルの低さに怒った蓮は、大輝と喧嘩になってしまいました。

しかし、コンサート当日に『田園』の第2楽章を蓮と大輝の2人で演奏することになり、仲直りすることができたのです。

 

 うたカフェ二郎でオーナーの二郎が歌った曲:『怨み節』(梶芽衣子)

梶芽衣子さんは、1965年に映画『悲しき別れの歌』で映画デビューし、石原裕次郎さんや吉永小百合さんらとともに共演しました。

その後、1970年に歌手としてもデビューしています。

蓮と喧嘩して落ち込んでいた大輝は、うたカフェ二郎にてやけ酒を飲んでいましたが、祖父の二郎はそんな大輝に向けて恨み節を歌っていました。

「憎い口惜しい許せない。消すに消えない、忘れられない。」という歌詞は、大輝の心情を表しているようですね。

 

 大輝がお客さんのリクエストで演奏した曲:『また逢う日まで』(尾崎紀世彦)、『情熱の嵐』(西城秀樹)、『学園天国』(フィンガー5)

1971年に発売された尾崎紀世彦さんの2曲目のシングルで、100万枚を超える大ヒットを記録しました。

第13回日本レコード大賞と第2回日本歌謡大賞をダブル受賞したのは史上初で、その年の紅白歌合戦にも出場しています。

うたカフェ二郎で飲んでいた大輝は、お客さんからリクエストを受けて『また逢う日まで』をトランペットで演奏しました。

楽しそうに演奏する大輝を見て、俊平は微笑ましい顔をします。

次に演奏したのは、西城秀樹さんの『情熱の嵐』です。

1973年に発売された西城秀樹さんの5枚目のシングルで、西城さんは初めてオリコンチャートのベストテンにランクインしました。

大輝の演奏は大盛り上がりで、お客さんも総立ちで一緒に歌っていましたね。

最後は、フィンガー5の『学園天国』です。

1974年に発売されたフィンガー5の4枚目のシングルで、累計105万枚を売り上げたヒット曲となります。

大輝の演奏に感動した俊平は、思わず握手を求めました。

 

響がバイオリンで演奏した曲:ヴァイオリン協奏曲 (メンデルスゾーン)

1844年にメンデルスゾーンが作曲した協奏曲で、ベートーヴェンの作品61、ブラームスの作品77と並び「3大ヴァイオリン協奏曲」の一つと言われます。

あおぞらホールの練習室でバイオリンを手に取った響は、一心不乱にバイオリンを弾き始めました。

「人生のほとんどを頭の中で音楽が鳴っているような時間を過ごして、嫌気が差して離れても、触れてしまったら最後、思い出す。それでしか味わえない感覚を。」

「素晴らしい演奏を聞けば余計に、どうしようもなく心が乾く。地獄に落ちるとわかっていても、とめられない。奏でたくなる。自分の音を。」

音楽を遠ざけていた響の気持ちが変化した瞬間ですね。

どうして音楽を嫌いになったのかは不明ですが、これで謎が明らかになるかもしれません。

 

さよならマエストロ第4楽章で演奏された使用曲

第4話では俊平は志帆とやり直そうと決意しますが、実は志帆は別の男性にプロポーズされていたことが発覚。

晴見フィルに浮気相手がいると考えた俊平は、演奏中に優しい人物を探しますが・・・。

 

メインテーマ曲:『セビリアの理髪師』(ロッシーニ)

1772年にオペラの脚本として作られましたが、イタリア劇団から上演を拒否されたため喜劇として再編集されたものです。

一年前、お絵かき教室のモデルとして晴見フィルのメンバーが参加しました。

子どもたちが古谷の持っていたファゴットに興味を示したことから、講師だった志帆が「音、いいですか?」と尋ねます。

そこで古谷が演奏したのが、セビリアの理髪師のフレーズでした。

これを機に古谷は志帆に一目惚れをし、恋の物語が始まります。

 

古谷が子どもたちに演奏した曲:『線路は続くよどこまでも』

1894年頃に作曲されたアメリカの民謡で、黒人労働者の堤防工事の歌でしたが現在では子供向けの童謡として語られていますね。

日本では、佐木敏さんの作詞した歌詞による汽車の旅となります。

お絵描き教室でセビリアの理髪師を披露した古谷でしたが、子どもたちにはまったく響かず。

隣りにいた大輝が「子供が好きなやつ!」とアドバイスをし、古谷は『線路は続くよどこまでも』を演奏した所、子どもたちから拍手喝采を浴びました。

 

古谷がうたカフェ二郎で歌った曲:『どんな時も』(槇原敬之)

1991年に発表された槇原敬之さんのシングルで、織田裕二さん主演の「就職戦線異状なし」の主題歌やケンタッキーのCMソングにも起用されて167万枚のセールスを記録しました。

志帆とやり直そうと話し合った俊平ですが、志帆から「プロポーズされたの」と言われて落胆してしまいます。

その夜、うたカフェに行くと古谷がステージでこの曲を歌っていましたが、俊平の存在に気づくとそそくさと歌うのを止めてしまいました。

二郎が「志帆の浮気相手は晴見フィルにいる」と言ったことから、古谷は焦った表情をします。

 

二郎が志帆を呼び出したときの曲:『あずさ2号』(狩人)

1977年に発売された狩人のデビューシングルで、累計80万枚を超えるほどのヒットをしました。

東京の恋人と別れて、新しい恋人と特急「あずさ2号」に乗って信州へ旅立つ女性を歌っています。

晴見フィルがレストランで出張コンサートをする日、二郎は志帆に電話してレストランに行くように伝えました。

うたカフェで二郎が「やっぱ登場人物は全員揃わねえとな」とつぶやき、その背後で歌われていたのが『あずさ2号』です。

「私はあなたから旅立ちます」という歌詞は、志帆の気持ちを表しているようですね。

 

まとめ

以上、「さよならマエストロの楽曲一覧!主題歌・挿入歌の曲名・歌手名は?」でした。

クラシック音楽をテーマとしたドラマなので、毎回異なった楽曲が劇中で演奏されます。

名曲ばかり披露されますから、クラシック好きの人やそうでない人でも楽しめる内容となっていますね。

さよならマエストロの主題歌を担当するのはアイナ・ジ・エンドさんで、挿入歌はブルーノ・マーズさんによるものです。

随時情報を更新するので、曲名や歌手名が知りたい人はチェックしてください。

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