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さよならマエストロ演奏してる?芦田愛菜や佐藤緋美・新木優子の楽器経験とは?

さよならマエストロ演奏してる? ドラマ

日曜劇場の『さよならマエストロ』は、アマチュアオーケストラを舞台としたドラマですが、東京音楽大学の監修の元で本格的なクラシック音楽が聴けると評判です。

もちろん役者の方々もそれぞれの楽器の担当があり、芦田愛菜さんはバイオリン、新木優子さんはフルート、佐藤緋美さんはチェロを演奏するということでも話題となりました。

マエストロ役の西島秀俊さんは実際に指揮をしていますが、その他の役者さんたちについては「本当に演奏してる?」と疑ってしまいますよね。

ネット上でも、「芦田愛菜のバイオリンがすごい!」「佐藤緋美はマジで演奏してる?」「新木優子のフルート似合ってる」など、色々な意見がありました。

個人で楽器を弾くシーンはあっても、別に音楽を入れている可能性がありますよね。

そこで今回は、さよならマエストロにおいて、出演者の方々が楽器をできるのかを調査しました。

 

さよならマエストロ演奏してる?

ドラマ『さよならマエストロ』の劇中のオーケストラは、東京音楽大学のオーケストラの方が音楽を担当しているようです。

東京音楽大学といえば日本の音大の中ではTOP3に入るほどのレベルで、主要コンクールの入賞者を多数輩出しています。

国内屈指の音楽家が揃っている大学ですから、その音楽が聴けるというのはかなり贅沢なドラマですね。

なので、オーケストラ全体のシーンは東京音楽大学が、個別の音楽シーンは役者さんが実際に演奏するか別撮りかの2パターンとなっています。

一部、晴見フィルの演奏会の音楽では、俳優メンバー全員が本当に演奏したそうです。

実際にドラマで役者の方が演奏しないのは、以下のような理由があります。

  • より臨場感のある作品にするため
  • 俳優のスケジュールの問題

順番に見ていきましょう。

 

より臨場感のある作品にするため

ドラマの舞台は静岡県晴見市という架空の街のアマチュア楽団で、そこに天才マエストロの夏目俊平が現れることで物語が始まります。

アマチュア楽団といえどもオーケストラですから、ちゃんと演奏しなければ音楽として成り立ちません。

そのため、東京音楽大学の音楽家たちが音楽を担当することで、ドラマのクオリティを確保する必要があるわけです。

ある程度の音楽の実力がある音楽家であれば、うまくやるのはもちろん、わざと音を外して下手に見せることもできます。

オーケストラを通して家族愛や恋愛などの人間模様が描かれる作品ですから、色々な場面の音楽に対応できるように東京音楽大学に協力を依頼しているのです。

 

俳優のスケジュールの問題

プロ意識が高い俳優さんであれば、自分でちゃんと音楽の練習をしたいという人もいるでしょう。

しかし、ある程度の音楽のレベルになるには相当な時間を費やさないといけませんし、日曜劇場のドラマは売れっ子の俳優さんを揃えているので、そこまでのスケジュールを確保できない問題があります。

オーケストラは最低でも40〜50人の編成となりますから、それだけの人たちが一定のレベルになるには時間がかかりすぎるわけです。

なので、オーケストラ全体の音楽は別の音楽家に依頼して、個別のシーンなどの短いフレーズは実際に俳優の方が演奏したりしますね。

といっても、天才マエストロの夏目俊平を演じる西島秀俊さんは、実際にオーケストラを前に指揮をやっていました。

楽器は音楽を流せばごまかせますが、指揮者は実際にやるしかありませんからね。

西島秀俊さんに指揮のレッスンをしたのは、東京音楽大学の米津俊広さんで、ドラマの制作発表の演奏会でも指揮を担当されていました。

米津さんいわく、オーケストラにおける指揮者の役割は、奏者たちが安心して演奏できるように促すことだと語ります。

また、個性的な音楽家が集まるとバラバラになりがちなので、それらをまとめ上げるという役割もあるそうです。

ドラマでは西島さんが楽しそうに指揮をされていますし、しっかりとオーケストラをまとめるという演技をしています。

きっと、かなりのレッスンを積んだのでしょう。

 

芦田愛菜のバイオリンは演奏してる?

第3話の最後で、芦田愛菜さんがバイオリンを手にとって、ヴァイオリン協奏曲を夢中で演奏するシーンがあります。

あまりに堂々とした演奏ぶりに、SNSでは「愛菜ちゃんすごい!」といった声があがりました。

ただ、このシーンに関しては、別撮りの音声を入れていると思われます。

指使いはかなり練習したのでしょうが、音がきれいに出過ぎていますし初心者にとっては難しすぎる曲だからです。

しかし、『さよならマエストロ』のオファーがあってから、芦田愛菜さんはバイオリンの稽古を行っています。

5ヶ月以上も練習をして初心者向けの曲は弾けるようになったらしく、かなりの努力をされたようですね。

取材インタビューでは、難しくて何度も挫折しそうになったと語るほどで、役作りのためのプロ意識の高さには驚かされます。

芦田愛菜さんにバイオリンを指導したのは、東京音楽大学の奥田雅代さんです。

東京藝術大学を卒業後にロンドンへ留学、数々のバイオリンコンクールで入賞を果たし、東京都交響楽団のバイオリン首席奏者も務めました。

このような凄い方から教わったこともあり、速いペースで上達したようですね。

芦田愛菜さんは中学の頃にマンドリン部に所属しており、弦楽器を弾くのは初めてではないので素質があったのかもしれません。

 

佐藤緋美のチェロは演奏してる?

第2話で天才チェロ奏者の羽野蓮として登場した佐藤緋美さんですが、本当にチェロを弾いているのでしょうか?

夏目俊平が羽野蓮の実家までスカウトしに行き、鍵盤ハーモニカで蓮とセッションするシーンがありました。

佐藤緋美さんはギターやベース、ドラムなどができるため、音楽経験は豊富です。

芦田愛菜さんと同じく、ドラマが決まってからチェロの練習を始めており、東京音楽大学の授業を見学するなど熱心にやっていました。

なので、個別の簡単な演奏シーンは自分で弾いていて、オーケストラの演奏では別撮りの音声を使用しているみたいです。

チェロはまともに音を出せるまでに2〜3年掛かると言われていますし、数ヶ月の練習でオーケストラに参加するのは無理ですね。

なぜ佐藤さんが楽器ができるのかというと、母親が歌手のCharaさんだからでしょう。

実は、佐藤緋美さんは浅野忠信さんとCharaさんの元に生まれた二世俳優で、歌手のCharaさんの影響で子供の頃から楽器をやっていました。

2歳の頃にドラムを叩いて初めて楽器に触れて、その後にギターを始めています。

高校生になる頃には、ギターからベース、ドラムまでできるようになったそうです。

「HIMI」という名義で歌手デビューもしていますし、俳優よりも音楽経験のほうが長いんですね。

様々な楽器ができる佐藤緋美さんは、これからも別のドラマで演奏を披露するかもしれません。

 

新木優子のフルートは演奏してる?

『さよならマエストロ』では、フルート奏者の倉科瑠李を演じる新木優子さん。

ドラマのオファーがあってから、フルートを練習していたそうです。

新木さんは学生時代に吹奏楽部に所属してトランペットを担当していて、フルートは演奏できなかった憧れの楽器だったとのこと。

フルートはトランペットとは違って押さえる箇所が多いですし、呼吸の量も異なるために苦労したと語っています。

その腕前はかなりのもので、共演した西島秀俊さんは収録中に、新木さんが本当に吹いていると知って驚いたそうです。

さらに、新木さんの次に演奏した玉山鉄二さんは、「震えが止まりませんでした」と語るほど新木さんのレベルの高さに感嘆していました。

 

まとめ

以上、「さよならマエストロ演奏してる?芦田愛菜や佐藤緋美・新木優子の楽器経験とは?」でした。

さよならマエストロは、オーケストラをテーマとしたドラマで、演奏シーンも多くて見応えがあります。

視聴者からは「本当に演奏してる?」と疑問に思われていますが、出演者の方々は数ヶ月前から楽器の練習をしていますし、本当に演奏しているシーンも多いです。

芦田愛菜さんはバイオリン、佐藤緋美さんはチェロ、新木優子さんはフルート、それぞれ必死で練習しているので、役者の方の演奏を見るのも楽しいと思いますよ。

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