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さよならマエストロの落語家は誰?柳亭小痴楽のプロフィールやスケジュールを紹介

さよならマエストロの落語家は誰? ドラマ

『さよならマエストロ』は、現在は音楽や家族から離れている天才指揮者の夏目俊平が、アマチュア楽団で指揮をすることになり、音楽の喜びを通して家族関係を修復していくストーリーです。

とある事情で音楽を引退した天才マエストロの夏目俊平が、地方の交響楽団を率いることになり音楽を通して家族との絆を取り戻す物語です。

オーケストラはプロの楽団の演奏が入るので、本格的なクラシック音楽が聴けるドラマとなっています。

しかし、クラシック音楽以外にも、出演している落語家さんにも注目が集まっていますね。

柳亭小痴楽さんは、響が大ファンの落語家という設定ですが、実際に活躍されている落語家さんです。

あまり知名度なくプロフィールなども知られていませんが、数ヶ月先のスケジュールも埋まっているほど人気があります。

「オーケストラのドラマに落語家?」と疑問に思うかもしれませんが、響は”ある事件”のせいで音楽が嫌いになっており、代わりに毎日のように落語を聞いているんですね。

部屋にポスターを貼っているほど推しているため、「柳亭小痴楽って誰?」「響が聞いている落語って何?」など、ネット上では誰かと話題となっていました。

そこで今回は、柳亭小痴楽さんのプロフィールや出演スケジュールなどを紹介します。

 

さよならマエストロの落語家は誰?プロフィールを紹介

『さよならマエストロ』に出てくる落語家さんは、柳亭小痴楽(りゅうてい こちらく)さんです。

五代目・柳亭痴楽さんの次男で、三代目の柳亭小痴楽さんとなります。

詳しいプロフィールは、以下のとおりです。

  • 本名:澤邊 勇仁郎
  • 生年月日:1988年12月13日
  • 師匠: 十一代目桂文治、五代目柳亭痴楽、柳亭楽輔
  • 弟子:柳亭いっち
  • 名跡:桂ち太郎(2005年~)、柳亭ち太郎(2008年~)、三代目柳亭小痴楽(2009年~)

2005年に高校を中退して16歳で父の柳亭痴楽に弟子入りしますが、その矢先に父が入院してしまい2代目・桂平治(後の11代目桂文治)の元で修行して「桂ち太郎」としてデビューしました。

しかし、度重なる寝坊によって2008年に破門されてしまい、父の元へ戻り「柳亭ち太郎」と改名することになります。

2009年に父の柳亭痴楽が亡くなったことを機に、三代目・柳亭小痴楽を襲名して柳亭楽輔の門下生となりました。

それから少しずつ才能が開花していき、2011年に第22回北とぴあ若手落語家競演会奨励賞、2015年に平成27年度NHK新人落語大賞で決勝進出するなど、結果を出していきます。

その後、2018年12月28日には真打昇進が発表され、15年ぶりの単独での真打昇進を決めました。

それと同時に6代目・柳亭痴楽の襲名を打診されましたが、固辞しています。

16歳で入門するまで落語を聞いたことがなかったようで、何度も寝坊して師匠を怒らせるなどかなり破天荒な一面を持っている方ですね。

 

夏目響(芦田愛菜)が柳亭小痴楽を好きな理由

『さよならマエストロ』では、夏目響は暇さえあれば柳亭小痴楽さんの落語を聞いています。

では、なぜ響は柳亭小痴楽さんを好きにになったのでしょうか?

その理由について、詳しく見ていきます。

 

高校の芸術鑑賞で初めて聞いたときからファン

第1話で、あおぞらホールに配属された響は、昼休みに落語を聞きながら落語の雑誌を読んでいました。

同僚の森大輝から「柳亭小痴楽が好きなの?」と聞かれ、「高校生の時、授業で小痴楽さんの落語を聞いて、その日からずっとファンで」と熱く語っています。

実は、落語家さんは全国の学校へ出張して落語を披露する芸術鑑賞会を頻繁に行っており、柳亭小痴楽さんも実際に中学や高校へ行っているようです。

ドラマの設定ではなく本当にやっているため、かなりリアリティがありますね。

 

見かけによらずアウトローでギャップが好き

響はさらに柳亭小痴楽さんの魅力を語り続け、「ツルッとしたソフトな顔立ちなのに、仰ることがアウトローでヒヤヒヤさせられてそのギャップがたまらない」とも言っていました。

アウトローというのも実際のその通りのようで、六代目・神田伯山さんが柳亭小痴楽さんの素顔を語っています。

以前に神田伯山さんと柳亭小痴楽さん、瀧川鯉八さんの3人で、ベトナム旅行へ行ったことがあるそうです。

その際に、目の前で西洋人がバイクに乗った男にバッグをひったくられたとのこと。

普通だったら無視するところですが、柳亭小痴楽さんはそのバイクを走って追いかけていったそうです。

相手はバイクなので追いつく訳ありませんけども、一目散に追いかけるのは凄いですよね。

神田伯山さんは、そんな柳亭小痴楽さんをアウトローと評していました。

また、柳亭小痴楽さんは『仕事のヒント』というインタビューにて、自身の仕事観を語っています。

現在はコンプライアンスが厳しくなったせいか、落語を見に来る人の中にもシャレがわからない人が増えているそうです。

少し過激なことを言っただけで引いてしまったり、自分と異なる意見をシャットアウトしたりされてしまうとのこと。

そんな中でも、柳亭小痴楽さんは気にせずに過激な発言をします。

「これを言ったらどう思われるか」と考えたらキリがないし、開き直っていると語っていました。

歯に衣着せぬ語り口が柳亭小痴楽さんの魅力で、だからこそ31歳という若さで真打に昇進できたのでしょう。

こういった思い切りの良さが、アウトロー的で人気があるんですね。

響がファンになってしまうのも、なんとなく分かる気がします。

 

柳亭小痴楽が落語を始めたキッカケ


「親父のような男になるには、落語家になるしかない」

柳亭小痴楽さんが落語を始めたのは、父の痴楽さんの影響が大きいそうです。

痴楽さんはゴルフや麻雀が趣味で、1ヶ月も家に帰らないこともあったとか。

たまに帰ってきてはまたフラッと出かけていく父が楽しそうだったので、「親父みたいに生きられたらな」と小痴楽さんは思ったそうです。

「親父から落語ではなく生き様を学んだ」と、小痴楽さんは語ります。

実際、子供時代から落語をほとんど聞いたことがなく、15歳でたまたま春風亭柳枝の「花色木綿」を聞いて興味を持ちました。

父親の落語を聞いたことがないのに、他の方の落語を聞いて心を引かれたんですね。

そして、2005年の16歳で父の痴楽さんに入門しますが、直後に脳幹出血で倒れてしまったので2代目桂平治さんのもとで落語を学びました。

父親から落語を学んでいないというのは、本当だったのですね。

落語家になってから父の落語を聞いたそうですが、全く面白くなかったそうです。

しかし、周りの人からは「お父さんに似た落語だね」と言われるとのこと。

知らず知らずのうちに、父親からの影響を受けているのでしょう。

そんな小痴楽さんの魅力は、テンポの良い語り口から飛び出すドキッとする発言で、父の痴楽さんを彷彿とさせます。

愛情と皮肉の折り混ざった落語に、男女問わずファンが多くなっていますね。

 

さよならマエストロの柳亭小痴楽のスケジュール

幅広い年齢層から人気がある柳亭小痴楽さんですが、毎日のように寄席に出演しており大忙しのようです。

出演予定の寄席スケジュールについては、以下の通りとなっています。

  • 2024年2月1日〜5日:二月上席・前半(浅草演芸ホール)
  • 2024年2月16日〜20日:二月中席 後半(池袋演芸場 )
  • 2024年3月1日〜10日:三月上席(新宿末廣亭 )
  • 2024年3月6日〜10日:三月上席 後半(池袋演芸場 )
  • 2024年3月16日〜20日:三月中席 後半(浅草演芸ホール )

落語会のスケジュールは、以下の通りです。

  • 2024年2月21日:柳亭小痴楽 独演会
  • 2024年3月5日:落語会蔓結び片喰〜柳亭楽輔門下兄弟会
  • 2024年3月16日:Otemachi One 落語会
  • 2024年3月20日:平成紅梅亭 東西特選落語会
  • 2024年3月23日:柳亭小痴楽・蝶花楼桃花・桂二葉 三人会 with ロケット団 ~われらの時代~
  • 2024年4月14日:落語会立川こしら柳亭小痴楽二人会〜TAIMAN〜3回戦

さよならマエストロへの出演をキッカケに知名度も急上昇していますし、これからも柳亭小痴楽さんの勢いは増していくばかりです。

落語の腕前は一級品ですから、気になる人は一度行ってみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

以上、「さよならマエストロの落語家は誰?柳亭小痴楽のプロフィールやスケジュールを紹介」でした。

夏目響は柳亭小痴楽さんのことが大好きで、暇さえあれば落語を聞いて過ごしています。

世間的にはまだ知られていないので、プロフィールなどを詳しく解説しました。

落語界では真打となり実力は十分ですし、さよならマエストロへの登場で知名度も急上昇しています。

月に何度も落語会のスケジュールが組まれているので、「柳亭小痴楽って誰?」と気になったら寄席に行ってみてください。

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